GruppeMのボージとマルチエロがセパンの第2レースを制す

15 April 2018 GruppeMのボージとマルチエロがセパンの第2レースを制す

> チョンとヴァネレットもTeam iRace.WinにGT4初勝利をもたらす
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ブライス・ボージとラファエレ・マルチエロがBlancpain GT Series Asia 開幕ラウンドの第2戦で順当に勝利を挙げる。 Team iRace.Winは、リンゴ・チョンとジル・ヴァネレットの激走でGT4デビュー・ウィンを飾る。

GT3:止められないボージとマルチエロ

#888 Mercedes-AMGは、土曜日の開幕戦で表彰台を獲得した後、既に常連となったか、アンソニー・リウとジョシュ・バードンのAbsolute Racing Audiに26.6秒差での勝利をもたらした。

予選でのバードンのラップタイムは、2番手フロントローのマルチエロの戦意を喪失させかねないものだったが、1周目にトップを奪い取ると、マルチエロは後ろを振り返ることはなかった。3秒のアドバンテージは、25分経過後のピット・ウィンドウがオープンになる頃には12秒差となり、第1レース3位で得た5秒のサクセス・ペナルティを相殺して余りあった。

10分のウインドウの終盤、マルチエロがピットインする頃にはギャップがさらに広がっていたため、ボージが再びコースに戻った時、参加したときに余裕の14秒のリードとなっており、そこからは楽に走行することができた。

バードンはオープニングラップをKCMGの松田次生の追撃をしのぎ、ピットストップ前に2秒差をつけた。十分なギャップを得たリウはFFF Racing Team by ACFの#63 Lamborghiniの後方に落ちたNissanの前で復帰した。

Huracanが競争していたとしても、マルコ・マペリはラップ1で9位から5位に移り、ピット・ウィンドウの後半で停止してさらに時間を刈り取った。その後、Silver Cupの急速な進歩を守り続けていた濱口弘は、フランキー・チェンとレオ・イ・ホンリからの最終ラップを必死に守った。信じられないほど、日本のドライバーは、表彰台全体のPro / Amクリーンスイープを完了するために続けた。

一方、チェンのAbsolute Racingのチームメイト、マーティン・ランプは、オープニングラップでの回避策のため、にわかに主役に躍り出た。ランプは4番手から16番手まで下がり、そこから怒涛の復帰を演じ、チェンにスタート・ポジションでフィニッシュするチャンスを与えたが、それでも濱口に0.4秒遅れ、HubAuto Corsaのイーよりわずか0.1秒前に終わった。

10秒のサクセス・ペナルティを得ていたマーティン・コドリックとデニス・リンドの2台目のLamborghiniはFFF Racing Teamは6位フィニッシュ、谷口行規はSilver Cup勢の猛攻に敵わず、KCMG Nissanにとっては7位でレースを終えた。

アダリー・フォンとアンドリュー・キムのAudi、エドアルド・リベラティとフロリアン・シュトラウスが率いるKCMG2台目のNissan GTR、アディティヤ・パテルとミッチ・ギルバートが共有するOD Racing Team WRT R8までがポイントを獲得した。

GruppeM Mercedes-AMGのニコ・バスティアンとパトリック・ニーデルハウザーはオープニングラップでダメージを受け、前日のレースの再現には至らなかった。

KCMGの竹田直人と白坂卓也は、リック・ユンとエイドリアン・ヘンリー・シルバのCMRT Eurasia Aston Martinを破り、今週末のGT3 Am Cupで2度目となる勝利を飾った。

ボージとマルチエロ組が40ポイントで現在首位、続いてコドリック/リンド組とリウ/バードン組が共に14ポイント差で2位につけている。

GT4:雌雄を決した0.150秒


Team iRace.Winのリンゴ・チョンとジル・ヴァネレットはセパン第2レースでポール・トゥ・ウィンを飾ったが、BMW Team StudieとGruppeM Racingに苦しめられるレース展開だった。

BMWがファイナル・ラップで0.150秒差まで詰め寄り、Mercedes AMGは辛くも逃げ切ることになった。木下隆之と昨日の優勝ドライバー、ラッセル・ウォードがピットストップ後に接触し、GruppeMが著しく後退するなか、何とかもぎ取った勝利だった。

それは同じ3台の車の間で繰り広げられたオープニング・スティントから始まっていた。ポールからスタートしたヴァネレットは、ただちにラインホールドと木下のチームメイト砂子塾長からのプレッシャーを受けることになった。GruppeM Mercedes-AMGはやがてそこから抜け出したが、15秒のサクセス・ペナルティを乗り切るまでには至らなかった。

対照的に、ヴァネレットのハンデはわずか5秒、これは、BMW Team Studieからのレース後半の追撃までの間、チョンに少しの間息をつく時間を与えることになった。

Craft-Bamboo Racingのチャンピオン、フランク・ユーとジャン・マルク・マーリンは10秒のサクセス・ペナルティに阻まれて4位に終わり、BMW Team Studieの2台目のM4は5位に入った。

チョン/ヴァネレットとウォード/ラインホルトは、共にチャンピオンシップ・ランキングの首位を共有し、10ポイント差でユー/マーリン組が着けている。

Blancpain GT Series Asia第2ラウンドはタイのチャン・インターナショナル・サーキットで5月12日/13日に開催される。

ドライバーのコメント

ブライス・ボージ #888 GruppeM Racing Mercedes-AMG GT3:
「私たちとチームにとって素晴らしい週末だったし、デビューでチャンピオンシップをリードすることは本当に特別なことです。ラファエレ(・マルチエロ)は、ギャップを築いてサクセス・ペナルティ分を取り戻すという、大変な部分を担当してくれました。彼はタイには来てもらえませんが、(マキシー・)ビュークも昨シーズンのチーム、クルマ、チャンピオンシップを知っていますし、いいレースができると思っています。

リンゴ・チョン#72 Team iRace.Win Mercedes-AMG GT4:
「今年はたくさんの新車とドライバーがいて、去年とは全く違う状況です。レベルは確実に高まっています。ピットストップの後、僕たちにはギャップがあって、今週インフルエンザにかかっている僕にとっては、これから大変になることがわかっていたので、大事なことでした。その後、チームはBMWとのギャップを6秒、5秒、4秒とカウントダウンし始めました。ミラー越しでライトが見えたので、僕にもわかりましたが、途中で(ライトを)消したのは、あれはズルい、と思いました(笑)。もう1周あったら、抜かれていたと思います」。

号車 砂子塾長 #81 BMW Team Studie M4 GT4:
「完全に勝ちを意識した我々にとって、とても残念なレースでした。自分の担当した前半スティントは、不可抗力的なものでも接触などを起こさない様に気をつけて走りました。欲を言えば、序盤に666号車を捉えて、前に出たかったのですが、リスクを取らずタイヤの温存も考え大事に走ることに集中しました。トップとは4秒差、2番手はすぐ目の前の状況でクルマを渡せましたが、ピットでのタイムロスもあり、Topのクルマにだいぶ前に行かれてしまいました。それでも木下選手がもの凄い追い上げを見せてくれたので、良いレースを見せる事は出来たと思いますが、結果は2位。我々としては、非常に不本意な内容だったと思っています。この初戦で空気感を含め、たくさんの事を学びました。次戦のタイでは必ず良い結果を出し、最終的には日本ラウンドをターゲットとして頑張って行きます。これからも応援よろしくお願い致します」。